2007年10月8日月曜日

ネットデイフォーラム2007inよこはまにてNOTAを発表しました。

ネットデイフォーラム2007inよこはまにてNOTAを発表しました。

2007年9月15日土曜日

Mozilla 24にてC-Shirtsのワークショップが行われました。

2007/9/15-16 
Mozilla 24にてC-Shirtsのワークショップが行われました。Live Codingも開催されました。

2007年6月22日金曜日

kamicopi international アルファ版公開!!

紙copi多言語化の第一弾として、ついに、待望の英語版のアルファ版がリリースされました!

英語圏に知り合いがいる方は、ぜひとも、「kamicopi」をご紹介ください。

改良の余地はまだたくさんありますが、みなさまのフィードバックを元に完成度の高いソフトウェアに仕上げていく所存です。今後、kamicopiは、日本発のオリジナルなソフトウェアとして、海外でも広く受け入れられるようがんばっていきます。ご協力よろしくお願いいたします。

ダウンロードはこちらからどうぞ

kamicopi_alpha1.png

↑このように、すべてのメニューが英語化されています。アルファ版なので、Debugメニューがついています。

kamicopi_lang.png

misc(他)メニューから言語を選択可能です。再起動することなく、その場で表示言語が切り替わります。箱(フォルダ)の名前も、言語に合わせて自動的に変更します。

※今回の英語化は、ボランティアの方々の協力がなければ、実現しませんでした。ご協力いただいた方に感謝申し上げます。

2007年6月15日金曜日

Creative CommonsのISummit2007でC-Shirtsを発表しました。

2007/6/15-17
Creative CommonsのISummit2007でC-Shirtsを発表しました。

2007年5月30日水曜日

本日(5/30)21時から紙copiユーザー会

洛西です。

本日(5/30)21時から紙copiユーザー会を開催します。

場所は,渋谷のBarTubeという撮影スタジオ兼バーというちょっとアヤシイところです。
紙copiユーザーならどなたでも参加できますので,お時間のある方はぜひご参加ください!!

現在進行中の紙copiを10カ国語に翻訳するプロジェクトkamicopi internationalの翻訳ボランティアの方も参加されます。いろんな言語が飛び交う楽しい会になりそうです! そして,もしかすると,開発途中の各国語版を披露できるかもしれません。

BarTube:
http://snbar.ameblo.jp/

直前のお問い合わせは,本人までどうぞ :-)

2007年5月23日水曜日

2007年4月27日金曜日

ZOO PROJECT -動物園の音が聞こえてくる?

今年のゴールデンウィークは横浜近辺で過ごすことになりそうです。このゴールデンウィーク中に,昨年私が開発したVoice Trackbackシステムが,井の頭自然文化園の「Being いきてること展」で利用されます。

動物園内の「声」を来場者自身が携帯電話を使って投稿する「音の掲示板」という企画です。





Voice Trackbackシステムは,指定されたSkypeInの電話番号に携帯電話から電話をかけるとそれをサーバーで録音し,Web上に即座に公開します。

これによって「人の声」を集めたサイトを作ることができます。

テレビやラジオで視聴者からの感想をFAX等で集めている番組がありますが,Voice Trackbackを使えば,直接を集めることができます。

最近の携帯電話は,カメラ付きのものが当たり前になってきましたが,カメラである前に,携帯電話は「マイク」がついている録音機でもあるわけです。それを活かさない手はないでしょう。

展示会の期間は4月24日~5月6日まで。
あなたも動物園からこのサイトに声を届けてみては?
http://being.inokashira-zoo.jp/bbs/



追記



「Being いきてること展」プロジェクトは、2007年グッドデザイン(GOOD DESIGN)賞を受賞しました。私の名前もいれてもらいました。恐縮です。どうもありがとうございます。

2007年4月12日木曜日

ソフトウェアの翻訳にWikiを使うメリット

こんにちは,洛西です。

「紙copi」を「kamicopi」として国際化するにあたって,翻訳作業のために「Wiki」というシステムを使うことにしました。

Wikiは,「WikiPedia」というみんなで作る辞書が有名ですが,自分でダウンロードして他の用途に使うこともできます。
Wikiを採用したのは,別の翻訳プロジェクトでもWiki(PukiWiki)を使っていたという理由からですが,現時点では一番よい選択ではないかと思っています。

Wikiを翻訳で使うにあたってのメリットは以下のようなものではないでしょうか。

  • 訳語の統一が容易

複数の人が翻訳に関わるときは,訳語の統一が重要になります。Wikiを使うと他の人の進捗状況を確認しながら作業をすすめることができるので,訳 語の統一がしやすくなります。今回のプロジェクトでは「訳語対応表」というページを設け,そこで頻出する訳語に関しての辞書も平行して作るようにしまし た。訳語の候補が複数個あって議論が必要なときもそのページ上で議論できます。

  • 関係者以外が修正できる

翻訳に直接関わっていない人(例えば,kamicopiのユーザー)が訳語の修正箇所を見つけたときに,Wikiを編集して指摘することで「翻訳作 業」に少しだけ貢献することができます。これは言い換えると「完成することなく,持続的に改良しつづける」スタイルと言えます。違和感を覚える人もいるか もしれませんが,世界中のユーザーに協力してもらうことでソフトウェアの質があがります。

  • ソフトウェアの翻訳資産を蓄積して再利用

翻訳で利用したWikiを後々公開すれば,他の日本のソフトウェアを海外展開するのに役立ちます。ソフトウェアに使われている用語は似たものが多いので,便利です。

現在,Wikiは,翻訳ボランティアに応募していただいた方を中心に使っていただいています。作業が進めばここで進捗をお伝えしていくつもりです。
私もみなさんと一緒に翻訳作業ができることをうれしく思っています。
今後ともよろしくお願いします。

kamicopi international project

追伸:

紙シリーズで使える「Gmailストレージプラグイン」を現在モーレツに開発中です。このプラグインを使うとGmailに紙データを保存しておくこ とができ,他のPCからそれを受信して複数のPC間で紙のデータを共有できるようになります。公開はもうしばらく先になりそうです。

2007年3月26日月曜日

引っ越し準備 - 横浜のスラムと高齢化

4月から横浜市の関内の近くに引っ越すことになった。

関内と言えば、横浜の伝統的な建物や中華街が有名なところだ。
中華街もマンションから徒歩圏内なので、毎日食べ歩けるかと思うとのどがなる。

週末に、借りる予定の家の周辺を1時間ほどかけて歩いてきた。
事前に、周辺に大きなドヤ街があると聞いていたので、中華街を回って中華料理を楽しんだあとで足を運んでみたのだが、ちょっとした衝撃を受けた。

写真を撮るのも阻まれる雰囲気。道ばたに座りこんで将棋に興じる老人。特になにか目的もない様子で道をとぼとぼと歩く人々。どっちに向かうのかはっ きりしないかのようなとろとろとした動きの車。とっさに身の危険を案じた。しかし、次の瞬間に気がついたのは、町全体を覆う無気力間。ここ(寿町)はいわ ゆるスラム街なのだが、若者の姿はなく、「老人スラム街」というべき雰囲気で、喧騒で危険な空気はない。僕もジーパンに油よごれのついたジャンパーという 格好なので服装は町に溶け込んでいる(?)のだが、若者がしゃきしゃきと歩いているというだけで周囲との違和感を感じる。

「ドヤ」というのは、「やど」をひっくり返した言葉で、日雇労働者が滞在するための簡易宿泊施設のことだ。この地域は100軒以上宿泊施設が存在する日本三大ドヤ街の一つらしい。しかし、バブル以後は活気が失われ、現在は住人の老齢化も進んでいるそうだ[1]。

顔を上げると、開発地区のみなとみらいの高層ビル群が見える。高級住宅街の山手の山の緑も高架を挟んで目と鼻の先にある。このギャップには驚いた。台湾に自転車旅行をしたときに、台北で似たような地区の安宿に泊まったことを思い出した。しかし、それが日本にあるとは。

スラムが都市に隣接しているという状態は一般的なものだとしても、「若者がいないスラム街」という事態には驚かざるを得ない。「高齢化は、田舎ではなく、都市部においてもっとも進展する」という調査報告を ちょうど先日聞いたのだが、まさにその現場を見た気がした。スラムが都市において貧困層が過密的に集合した地域だとすると、老人スラムは、その老人版とい うことになるだろう。若者なら、町から飛び出し、あるいは他者を呼び寄せることもできるだろうが、老人の場合は、そのような流動性は期待できない。

このような問題をなんとかしたいと思いつつ、気分のやり場がないので、家に帰ってU2を聴く。

僕のつくるソフトは、そのとき周りにいる人や環境に大きく影響をうけている(例えば、家族と一緒に暮らしているときは、父でも使えるソフト、京都の 町屋にいるときは、みんなで管理できる共有ウェブなど)。新旧貧富美醜が交錯する街、横浜でなにがつくれるか? これから考えていきたい。

ちなみに新しい部屋は、最近事務所を改築して住居にしたところで、外からみるとビジネスビルのように見える。実際、半住居、半仕事用途で使おうと思っている。

[1]WikiPedia - 寿町 (横浜市)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BF%E7%94%BA_(%E6%A8%AA%E6%B5%9C%E5%B8%82)
WikiPedia - スラム
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%A0

寿町の写真
http://www2.tba.t-com.ne.jp/oldyokohama/kotobuki.htm

YOKOHAMA HOSTEL VILLAGE
http://yokohama.hostelvillage.com/ja/kotobuki/

理由説明構文「because文」を考える ⊂プログラミング言語論

because statement is a brand new statement which process and excuse reasons in programing models”

新しいプログラミング言語を考える会!を勝手に発足。

現行のプログラミングの構文はとても単純だ。
まずは、条件分岐と繰り返しについて考える。

条件分岐
if もし~
else if そうでないなら、もし~
else どれにも当てはまらないなら~
switch こういう場合はこうしたい~(といって条件を列挙)
case この場合~
default どれにも当てはまらないなら~

繰り返し
while この条件が満たされるまで何度でもやってよ
for ○○回やってよ
foreach 手持ちのものが尽きるまで何度もやってよ

たいていの言語はこれだけしかない。if/swtichとwhile/for/foreachは、それぞれif と while に統一してもよいが、コードの読みやすさや効率性の観点から、複数あるだけにすぎない。

上記以外のものとして
catch 例外の検出
というものがあるが、これもおおざっぱには条件分岐の中にいれることができるだろう。

今回は、接続詞の観点から、これらに面白い構文を追加してみよう。
接続詞は、
・だから~
・しかしながら~
・そして~
・つまり~
という類のやつである。

ここで、すこし頭の体操を。

井上ひさしの「私家版日本語文法」(だったと記憶している)には、日本語の接続詞を、「・」「:」「∴」「∵」「∠」「≡」「∪」「⊥」などに置き換えてみるとどうなるかという興味深い話がでてくる。

これを使うと

やはり今日は雨だった。しかし私は傘を忘れた。そのためずぶ濡れになった。

という日本語を下のように書ける。

⊥今日は雨だった。∴わたしを傘を忘れた。≡ずぶ濡れになった。

いまでも日本語では 「、」や「。」を使っているので、少しくらい記号が増えてもいいじゃないか。現に英語では、「.」や「,」に加えて「:」や「;」「-」などがよく使われている。

さて、このように日本語を記号をつかって単純化するという発想があるのだから、プログラミング言語をもっと豊かなものにするという発想があってもいい。

僕がまっさきに考えたのが「because」である。
さっそく例文を見てみよう。

if (apple_count < 4)
nullMessageBox(”りんごが不足しています。”)
nullbecause “私が食べた”
end

のように命令に続いて理由を述べる。
これだけではさっぱりわからないと思われるので、これがどんな影響を及ぼすか考えよう。

because文は、言い換えれば「なぜなら構文」である。正式名称は「理由説明構文」とでも名付けておこう。

「なぜなら構文」は、プログラミングの命令と実行には影響を与えない。プログラミングは軍隊組織のようになっていて、命令が絶対の世界だ。あらかじ め、「こういう事態が発生したら、こう対処しろ!」という処方を言語化しておく。優秀な参謀(プログラマー)は、予想される事態をかなり遠くまで見通せる ので、予期しない事態(バグ)に強いコードを作り上げることができる。そういう世界である。

理由付けは、軍隊組織では通用しない。上官に「それはなぜでありましょうか?」などと聞こうものなら「つべこべいわずに行動しろ!」と一蹴されるだろう。そんな軍人が増えたら作戦が成り立たない。

話を戻して、この「because文」。やはり、プログラミングコードのなかにいれてはみたものの、自分でもどう利用できるのかまだ思いつかない。しかしここは軍隊式発想を捨てて、because文に意味と意義を与えたい。

以下のような特徴をつけられないかと考えている。
・becauseは、関数型言語における遅延評価[1]のように、その場では処理されずあとから評価される
・プログラムが強制終了したときなどコンピュータがユーザーに「いいわけ」を提示するインタフェースとなる
・ユーザーの理由を理解する聞き分けのいいコンピュータ

オチがないエントリーで、ここまで読んでいただいた方には大変もうしわけない。because文は、いまのところ現実的な意味を見いだせていない。

because文をプログラミング言語のなかでどう使うか? どんな動作をしたら面白いか? という新しい発想を思いついた方は、メールやコメント、トラックバックなどで教えてもらえるとうれしいです。

/*
//ロボットとの会話
if (apple_count < 4)
nullMessageBox(”りんごが不足しています。”)
nullbecause “私がたべた”
nullnullMessageBox(”それはよくない”)
nullbecause “くさった”
nullnullMessageBox(”それは仕方がない”)
nullend
end
*/

[1]WikiPedia 関数型言語
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%A2%E6%95%B0%E5%9E%8B%E8%A8%80%E8%AA%9E

2007年3月1日木曜日

洛西@熊野古道

今週は、熊野にぶらり開発合宿に来ています。

ここは開発に集中できてとてもよいです。
朝起きて散歩に行ってご飯を食べたら、あとはノートPCに向かうだけ!

いろいろ作りつつ、新しいログイン認証と編集権限のインタフェースを考えています。
成果は、また後日お伝えできると思います。

熊野古道を歩いてきました(携帯なので画質が悪い)。

2007年2月28日水曜日

自転車大好きマップ 全国版が環境goo大賞2006の個人部門優秀賞を受賞しました。

NOTAの技術を利用した、藤本芳一さんの自転車大好きマップ 全国版が環境goo大賞2006の個人部門優秀賞を受賞しました。

2007年2月26日月曜日

紙copi 5周年記念に寄せて

top_070226_01.gif

紙copiが5周年を迎えることができ、大変うれしく思っています。この間、紙copiをご愛用くださり、メールや掲示板で叱咤激励をお寄せくださった皆様に厚く感謝申し上げます。

5年間(初期バージョンの紙2001から数えると約8年間)という年月は、とても長かったと感じています(僕も24歳になりました)。技術改変の波 によってソフトウェアの趨勢が移り変わる中で、紙copiは5年前から今とほぼ変わらない独自のインタフェース・デザインを採用し、支持されてきました。 清書するための道具だったパソコンで「本当の『紙』のように手軽にメモをとることができるようにしたい」というビジョンは、今はかなり受け入れられるよう になってきたと感じています。

しかし、紙copiの使命はこれで終わったわけではありません。インターネットを利用したサービスとの連携を強化して、インターネットをもっとやさしく便利にするという目標に向けて開発努力を続けていきます。どうぞ、これからも「紙copi」を応援してください。

2007年2月26日 洛西一周

2007年2月19日月曜日

関西LiveCoding予告

来週、2月24日(土)の夜に京都でライブコーディングをやります!

「ライヴでプログラミングをするのもいいんじゃないか」
とあるハッカーの一言から始まったイノベイティヴなイベントです。居心地の良い京町家で、ハッカーと観客の一体感を楽しもう!

出演者は、プロジェクターでPCのスクリーンを映しながらライヴでプログラミングの技を披露します。観客はそれを見て楽みますが、ときには、見るだけでなくつっこみをいれたり、観客もPCを持ち出して出演者のコーディングを手伝ったりすることも。出演者と観客の一体感は、LiveCodingならではの醍醐味です。

コードの書き方や速さだけでなく、エディタなどツールや環境設定も含めて楽しめます。

興味のある人は、
http://livecoding.org/

をチェック!第1回は、渋谷のドットバーで開催しましたが、今回はなんと京都の町家です。

参加申し込みは、ただいま準備中ですので、あと少しお待ちください。

こちらで、受付を開始しました!

http://cotocoto.jp/event/1437

2007年2月15日木曜日

Skypeのバーチャル秘書サービス「デキる俺」を公開

公開しました!





こちらのブログで、開発秘話、草案などをみることができます:
ウェブサービス「デキる俺」公開しました

また、多くの反響が公開と同時によせられました。それらは下記のページの下のほうで見ることができます。
http://ore.rakusai.org/about.html

2007年2月6日火曜日

第53回ハイパーフォーラム「地域情報化がもたらす社会変化とは」

洛西です。

2月9日(金)13:30~17:20に、大分市で紙copiやNOTAに関する講演をします。

http://www.hyper.or.jp/activity/forum/no53/

主にNOTAを活用した横浜市のコミュニティ活動の実態などについての話をします。

NOTAは、横浜市において市民の手によるオープンソース・コミュニティ的な開発や普及がなされており、現在、約50のコミュニティ、3000人の ユーザーに使われています。私も開発者兼コーディネータとして関わっています。市民が地域活動のためにソフトウェア開発にも関わるという事例はあまりあり ませんので、そのあたりは面白いかもしれません。

まだ空きがあるようですので、大分県の方でご興味のある方はご来場お待ちしています。

ちなみに大分県は、私の生まれ故郷で、16年間過ごした地です。 ひさしぶりに大分に行けるので楽しみです。

箱根駒ヶ岳

1/28日に、突然衝動に駆られて、箱根に登山にいってきました。修論発表前で、家や研究室に篭もっているとむずむずと外に出たくなります。それもサバイバル気分が味わえる雪山などに。。

箱根ははじめてでした。小田急で湯本駅まで行き、箱根登山鉄道で小涌谷駅下車、その後舗装された道を歩いてロープウェイの早雲山駅まで行き、そこからハイキング道に入って早雲山 → 箱根駒ヶ岳 と登ってきました。

やはり山はいいです。科学では簡単に説明できない感情があることを再認識させられます。

自然からいいアイデアがもらえないかと期待して山に登ることもあるのですが、いまだかつて山でいい案が浮かんだことはありません。どちらかというと頭の中が空っぽになってしまいます。

それでも何かしらの効能はあるようです。2/1に行われた修論の最終発表も無事終えることができました。まだ結果は出ていませんが、たぶん修士卒業できる思います。 アドバイスをいただいた方々、ありがとうございました。

2007年1月23日火曜日

cotocotoでプチイベントはじめよう!

地域イベント投稿サイトを公開しました。



cotocoto(コトコト)は、だれでも簡単にイベントの登録と管理ができるサービスです。参加申し込みフォームをすぐに作ることができて、自分のホームページやメールなどからリンクを貼って、利用できます。さらに、ポータルサイトにも掲載されるから、集客アップも間違いなし!



プチイベントに目を向けよう


イベントと聞くと、「入学式」や「祇園祭」など、大きななものを想像していまいますが、私たちの身の回りには、もっと小さいけど、クールなイベントがたくさんあります。そういう小さなイベントに目を向けて欲しいのです。小さなイベントには、人生を楽しくする、さまざまな人や価値観との出会いがあります。



「cotocoto.jp」は、京都の小さな出会い-『プチイベント』-を演出する人を応援しています!サークルのミーティング、ライブ、フリーマーケット、講習会、交流会、スポーツ、セミナー、なんでもござれ!!



cotocotoでできること



  • 参加申し込みフォームに外からリンクできますか?  .. はい

  • 参加者の申し込みを一覧で管理できますか?  .. はい

  • 参加者リストをダウンロードできますか?  .. はい

  • 参加者に一斉または個別にメールが送れますか?  .. はい




cotocotoを使えば、イベントの集客管理、広報効果の測定、一斉連絡メールなどの作業が一瞬でできちゃいます。






今すぐイベントを登録する

2007年1月7日日曜日

つりコン:電車を楽しくするコンピュータ

洛西です。

研究室のプロジェクトの「つりコン」をWISS2006という研究会で発表しました。

↓概要は、下のような感じになっています。

turicon.png

図を見れば一目瞭然ですが、これは電車のつり革に小型の液晶を埋め込み、様々な情報提示や操作などができるようにした端末です。

研究室の後藤君を中心に、実機を3台制作し、実際にソフトウェアを動かしてみました。
と言っても、電車の中に持ち込んだわけではありません。室内に設置しました。
僕はソフトウェア担当ということで、 つりコン上で動作する電車内で遊べるゲームコンテンツを作りました。
このような、一件ばかばかしいと思えるアイデアでも実際に制作して遊んでしまうというのが、安村研究室の特色でもあります。

実際に遊んでいる様子をご覧あれ。WIIのようにつりコンを振り回してゲームをコントロールすることはできないのですが、つりコンをつり下げる台に振動センサーが組み込まれているため、電車がゆれると、画面内のコンテンツもそれにあわせて振動します(環境変化の活用)。
WISSでの来場者の反応は上々でした。つりコンは、対話発表賞をいただきました(対話発表賞は、来場者の投票で決まる賞です)。

turikon_video.png

もっと詳しい情報が欲しい方は、PDFをご覧下さい:
つりコン:電車空間におけるつり革型情報端末の提案と試作(PDF)

一番大事なつりコンのコンセプトですが、「電車内の問題を解決する」ことに主軸をおいています。
関東に出てきて電車のラッシュを体験し、あの屈辱的な感じを味わうことになりました。関東で何が一番いやかといえば、間違いなく電車の混雑と答えるでしょ う。話はそれますが、先日Apple本社で、どうやったらJobsに軽量なMacBookをつくるよう説得できるか?という話をしていて、一番よいのは、 「Jobs自身に17インチの(重い)Macをもって山の手線に乗ってもらうことだ」という結論がでていました。それくらい、通勤電車の苦労は体験しても らわないと分からないし、逆に一度乗れば、すぐ理解できるものだということでしょう。

つりコンを使えば、混雑を緩和できるわけではありませんが、ゲームなどのエンターテイメント性を持ったコンテンツを出すことで、若者が積極的に「席 から立つ」ことが期待できるかもしれません。また対戦ゲームなどを搭載すれば、携帯や音楽プレイヤーのようなプライベートなメディアとは異なるメディアを 提供できるようになるかもしれません(電車内は、パブリックな面とプライベートな面が共存する不思議な空間です)。僕は、そんな期待をつり革にいだいてい るのですが、いかがでしょうか?
もっとも個人的には、自転車が大好きなので、電車通学/通勤はできればしたくないのですが。

2007年1月1日月曜日

新年あけましておめでとうございます

日頃、紙copi、NOTA、縁人をご愛用いただき、ありがとうございます。

昨年は、改めてユーザーコミュニティの大切さ、有り難さを実感した年でした。さまざまな形で、開発を支援してくださったみなさんには感謝の言葉もあ りません。本当にありがとうございました。一々お名前を挙げることはできませんが、NOTAネットワークのみなさん、みけさん、ユミルリンク社のみなさ ん、京都の町家メンバー、メールを送ってくれたユーザーのみなさん、お世話になりました。

2007年も昨年に引き続き、誰にでも使いやすく、時代に先駆けた発想のソフトウェアを作っていく所存です。

本年もご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

2007年元旦 洛西一周

今年の正月は、神奈川で同居人と二人で過ごしています。初めてお雑煮を作ってたべました。実家の味にがんばって似せたつもりですが、なにかが違う。奥が深いです。

今年の目標として、以下の2つを考えています。

  • 京都生まれ、横浜育ち、世界へ
    昨年、上海やシリコンバレーに行って受けた影響が大きいのですが、日本発、世界基準の目線で活動していきたいと思います。とは言っても、活動拠点は、横浜と京都が中心になると思います。
  • NOTAを飛躍の年に
    NOTAのようなWeb上での自由な共同編集ツールは、今度ますます重要に、そして当たり前になっていくと思います。2007年は、NOTAをもっと広めていきたいと思います。どなたか一緒に開発やりませんかー?

紙 copiが、1/11日まで、2007円の特価で販売されています。高機能版が必要な方は、この機会にどうぞ。

縁人が、京都で新しくイベントサイト(kenshu.org)を始めました。気楽に参加できて、ちょっと自分の生活に刺激が与えられるような、「プチイベント」を集めたいと思っています。

2006年の洛西的総括

年があけて、4時間50分が経過してしまいましたが、一年を振り返って記事を書いています。

2006年は、京都から神奈川に越してきて2年目の年でした。
ありきたりな言い方ですが、だいぶ慣れてきて、人のつきあいも増え、割と忙しく過ごしました。

一年を振り返って、記憶に深く刻まれたできごと上位4つをあげてみたいと思います。
(と思って書き始めたら、とても長くなってしまったので、別記事にしてリンクすることにしました。ご面倒ですが、気力のある方は、下記のリンクをクリックして読み進めてください。)

  1. つづき人交流フェスタでNOTAを展示(3/12)
  2. クリエイティブ・コモンズ(CCJP)セミナーでNOTAを利用した「C-Shirts」プロジェクトを発表(2006/09/26)
  3. シリコンバレーへ合宿および見学にいきました(10/29 - 11/4)
  4. はてな合宿を京都町家に招待 (6/27~6/30)

この他にも、 Enzin法人化、LiveCoding、町家ラボ、などいろいろあるのですが、割愛します。

また、2006年のrakusai*noteのアクセス数トップ記事を発表!

  1. 私の情報整理術:創造につながる情報整理
  2. クリエイターズミーティングVol2~渡辺千賀さん出版記念会@KYOTO~
  3. 『今、熱い企業はインタフェースに注目している@パネルディスカッション』11月23日(木)
  4. プログラマの生態と働き方について

2位・3位に、イベントの紹介記事が入りました。1位の記事は、時間をかけて書いたので素直にうれしいです。4位は、見せ物として面白かったので しょうか。。 新年早々、こんな時間(午前5時すぎ)に作業している時点で、洛西の生態は2007年も変わりそうにありません。本年もよろしくお願いしま す。