2012年6月1日金曜日

カーリル事業譲渡と株式会社カーリルの船出にあたって

(公式プレスリリースは、カーリルブログをみてね)

カーリルは、2010年の公開以後、成長を続けていますが、この時点で4年間タッグを組んできた吉本君に新会社「株式会社カーリル」のリーダーとして事業を引き継いでもらうことになりました。僕は、カーリルの事業からは離れることになります。

カーリルの魅力というのは、なんといっても公共的な領域に対してウェブサービスができることを示して、日本にとって大きな貢献を少人数のチームで成し遂げたことだと思っています。僕らが公開当時もっていた考え方、つまり少人数のフラットなチームでシステムを一気に作り上げることや、ユーザー参加型でサービスを作っていく指向(本のレシピ、ウェブ上の図書館報告)、ポップなデザインによって公共の堅いイメージを変えていくということ、APIを提供して日本中の開発者が図書館サービスの開発に参加できるようにすること、などが利用者に受け入れられたということに満足しています。今や月間の利用者も数十万人、関連プロダクトがスマホだけでも10以上、対応図書館6000館以上というサイトに成長しました。

Notaは世界に通用するソフトウェアを作ることを目標にシリコンバレーで設立し、投資家からの資本援助を受け、これまで様々なノウハウを米国でも日本でも吸収し、最先端のプロダクトの開発に挑戦してきました。カーリルは、その気風にもっともあう挑戦的かつ実験的なプロダクトだったと思います。利用者、図書館の理解が得られ、よいスタートを切った今、さらに事業を発展させるためには、僕ではなく吉本君が最適な人物だと判断しました。彼は僕よりも広い視野から「利用者視点」と「公共」全体を俯瞰したビジョンを示してくれるでしょう。

僕はカーリルの片親であり、自分の書いたコード(特にフロントエンドUI)もたくさん含まれているのでさびしさもありますが、いまは晴れ晴れと送り出す気持ちです。今後のカーリルの成長に一ユーザーとして期待します。
これまでカーリル事業でお世話になった方々には、この場を借りて感謝を申し上げます。ありがとうございました。

さて、カーリルが新会社として独立したことは大変喜ばしいのですが、Notaとしては、戦力ダウンを免れず、今後、新規事業に協力してくれるエンジニアを募集します。まだアイデアはふわふわとした状態です。いまなら、生みの苦しみと楽しみを一緒に味わえます(^-^) 興味がある方はFacebookなどで連絡ください →

洛西一周
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1 件のコメント:

Emily さんのコメント...
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